日本橋 松島神社
日本橋七福神・大国神
日本橋蛎殻町(かきがらちょう)の水天宮から人形町の松島神社へは徒歩3分ほど。水天宮の交差点から新大橋通りを東に進んで二つ目の角を左に曲がると、ビルの1階に鎮座しています。こちら松島神社にお祀りされているのは大国主神(おおくにぬしのかみ)です。そのため「大黒」ではなく「大国」と書かれ、大国神と呼ばれています。
また松島神社には天日鷲神(大鳥大神)もお祀りされていて、11月には酉の市でも賑わいます。
松島神社
松島神社の創建は言い伝えによると鎌倉時代末期。当時この辺りは入り江の小島で、下総から移り住んだ柴田家のご先祖が、お屋敷内にお稲荷様をお祀りしたのが始まり。毎晩、掲げられた燈火は、舟人達に航路の目印として役立っていたそう。天正13年(1585年)にはお屋敷が開放され、人々も参拝できるようになり、小島に松が生い茂っていたことから、松島稲荷と呼ばれるように。この松島稲荷にちなみ、江戸時代にはこの辺りは松島町と名付けられました。また歓楽街でもあったため、人形細工の職人、呉服問屋、歌舞伎役者、芸妓衆…多くの商人がお酉さまにも参拝に訪れ賑わっていたそうです。
日本橋七福神巡り
ご開帳 1/1〜1/7
9:00〜17:00
色紙 2,000円、宝船 1,500円、ご神像 各500円
御朱印 各300円
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